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 入管法改正案について。まずぼくは廃案以外の選択肢なんてあり得ないと思っている。だけど立憲まで修正協議に参加して、修正案を持ち帰って通そうとしている。正直、共犯だと思う。憲法に定められた基本的人権もまともに守れないのなら、立憲なんてつぶれたらいい。米山隆一もツイッターにあんなこと書いたらあかんよね。でもね、廃案をどこまでも訴え続けるのか、修正協議に参加して通すことに賛成するのかって、私は廃案一択だけど、立場としては大きく割れるところだし、どちらも合理的な理由があるのだということだけは理解しておく必要があると思うのね、私のように廃案一択の立場でも。だからひとつ例え話を考えました。考える材料にしてもらえたらなと。

 あなたはいま、犯してもない犯罪で捕まって裁判にかけられようとしています。残念ながらこのまま起訴されれば、どこかの王様が気まぐれで恩赦でも出さない限り、仮釈放なしの終身刑になることは避けられないでしょう。いま、あなたが司法取引で罪を認めれば、求刑が懲役15年になります。あなたは犯してもいない罪を認めて終身刑を避けますか?それとも無罪を主張し続けますか?立場別れるよね。

Seiichi MORIMOTO

 これを読んだ方、終身刑か犯してもいない罪を認めて懲役15年の二択ということに不条理だと思いませんでしたか?罪は犯していないのだから無実を訴えて無罪を勝ちとるべきだと思ったかもしれません。でもね、そんな選択肢はなくて、あくまで無実を訴えたら終身刑という無理ゲーなんです。そもそもが不条理なゲームなんです。

 でもさ、現実ってかくも不条理なものなのよね。どちらを選んでも最悪の結果なのよ。その中でどっちの最悪を選びますかということが、いま私たちに突きつけられている。

 でもね、ぼくは罪を認めたらその先はないと思う。アメリカの現実の司法取引では、罪を認めて有罪になったら真犯人が出てきても有罪は取り消されないのよね。もしこんな法案に修正案でも参加したら、金輪際その政党に人権を語る資格なんてないよ。だから、ぼくは入管法改正案が可決されることが避けられないとしても、まっとうな政治家、まっとうな政党ならそんなものに賛成したらあかんと思ってるの。自ら認めて通した法案に将来立憲民主党が主体になって改正するなんてこと、ありえないから。みなさんはどう思いますか?